これが本当 本物の次亜塩素酸水とは
食品添加物規格 次亜塩素酸水
「次亜塩素酸水」とは、電解型の生成機器から出てくる酸性水が食品添加物として、国が認可を与えており酸性電解水「次亜塩素酸水(殺菌料)」という規格名称です。そのため連続式の生成機器が同時に必要になります。よって酸性電解水でも、水だけの状態で販売している場合には「次亜塩素酸水(殺菌料)」にはなりません。強酸性、弱酸性、微酸性電解水の除菌液として販売する事が正しくなります。後でご紹介しますが、この電解型の本家本元が「 強酸性電解水(強酸性水)」です。
ちなみに次亜塩素酸ナトリウムなどで作られる「混合式」は食品添加物としての認可はありません。
なので食品添加物ではない「次亜塩素酸水」として販売している商品となります。
本家本元の次亜塩素酸水 強酸性電解水
弊社は代表の経験からこの強酸性電解水事業に1990年から携わって30年以上となりました。
つまり次亜塩素酸水とは、別名称で30年以上前から存在していたのです。
「強酸性電解水(または超酸化水)の記録一覧」
1990年代当時、弊社代表が所属していたジャニックス(株)で制作していた強酸性電解水の主な殺菌要素は、次亜塩素酸の「HClO」だけではなく「pH値」「酸化還元電位」「溶存酸素」「溶存塩素」の複合であると考えられ「 超酸化水 」と名付けられておりました。
参考図 超酸化水 「微生物の生活圏」「次亜塩素酸ナトリウムと超酸化水の細菌の死滅時間の比較」
これは当時の誤りではなく理由があります。
さまざまな「pH値」「酸化還元電位」「溶存酸素」「溶存塩素」で、ウイルスや細菌の不活性データを取り1番の圧倒的効果を生じる為には、「溶存塩素」だけではなく「pH値2.7以下」「酸化還元電位+1100mv以上」が必要だったからです。だからこそ弊社は時代が変わり、印象が良い「微酸性」や「弱酸性」が主流になる中でも「 強酸性水 」を販売し続けてきました。
殺菌の成分が「次亜塩素酸」だけであると誤認されてから「強酸性」は「微酸性」「弱酸性」と同じものとして「次亜塩素酸水」となりましたが、ここで大事な殺菌要素がよく理解されなかった為に置き去りにされてしまいました。それが「pH値」「酸化還元電位」「溶存酸素」です。
参考図 次亜塩素酸「HClO」のみが殺菌要素であると考えられた威力表(正しくは遊離有効塩素の存在比)
混合式 次亜塩素酸水が誕生してやっと解った真実
殺菌成分が「次亜塩素酸」だけであると誤認が広まったため、誕生したのが次亜塩素酸ナトリウムと酸性物を混ぜた「混合式」です。確かに次亜塩素酸ナトリウムの塩素はアルカリ性から、酸性へ変化すると威力が著しく上がります。
参考
「各種微生物に対する消毒薬の選び方-健栄製薬HP」より一部抜粋
また、より強力な効果が得られる消毒液として酢添加の0.5%次亜塩素酸ナトリウム〔5~6%(50,000~60,000ppm)次亜塩素酸ナトリウム:水道水:酢=1:8:1の混合液〕があげられる。この混合液の調製では、まず次亜塩素酸ナトリウムと水道水とを混合して、その後に酢を加える。
酢の種類は、穀物酢やリンゴ酢などいずれでも差し支えない。
酢の添加でpHが酸性側に傾いた次亜塩素酸ナトリウムでは、著しく効力が増すことが分かっている。
https://www.kenei-pharm.com/medical/countermeasure/microbe/01.php
この様にアルカリ性の次亜塩素酸ナトリウムと酸性物を混ぜて酸性へと変化させたものを販売しているのが「混合式 次亜塩素酸水」です。ご家庭でも簡単に作れますので、お気軽にお試しください。
しかしそれだけでは細菌やウイルスには効果的ではない場合が出てきたのです。その結果、塩素濃度が200ppm以上と高くても「電解型 次亜塩素酸水」と同等の威力は出す事は出来ませんでした。
参考
「医薬部外品および雑貨の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)不活化効果について 2020年9月1日発表-学校法人北里研究所」より一部抜粋
一方、二酸化塩素系、次亜塩素酸水系の製品は、製品の劣化がないことを確認してから、試験を実施しましたが、30,000 個の新型コロナウイルスを完全に消毒することができないことが明らかになりました。https://www.kitasato.ac.jp/jp/news/20200901-01.html
参考
「新型コロナウイルスに対する電解水の有効性評価試験 2020年8月27日発表 – 日本電解水協会」より一部抜粋
強酸性次亜塩素酸水・弱酸性次亜塩素酸水・微酸性次亜塩素酸水(塩酸電解)については、いずれも有効塩素濃度30ppm、1分の処理で99.9%以上不活性した。https://jewa.jp/wp/wp-content/uploads/2020/09/55551add0ecc8ac1206831132cb33200.pdf
参考
強酸性電解水(有効塩素濃度10ppm)で新型コロナウイルス を不活性化できることを確認 -カイゲンファーマ株式会社との共同研究- より一部抜粋
本研究により、強酸性電解水は有効塩素濃度が10 ppmであっても、SARS-CoV-2を1分間で99.99%以上不活性化することができることが明らかになりました。
https://www.osaka-med.ac.jp/news/research/f2pjgc000000ixt4.html
では次亜塩素酸「HClO」の量がたった10ppmで効果を発揮する「電解型次亜塩素酸水」の「強酸性電解水」と、200ppm以上でも効果が違う「混合式次亜塩素酸水」の違いは一体なんなのでしょうか。
強酸性電解水のpH値などに現れる謎の殺菌要素の正体
それは水の電気分解で生じる「OHラジカル(ヒドロキシラジカル)」です。「OHラジカル」とはフリーラジカルの事で、ウイルスや細菌の表面のタンパク質から水素を抜き取って分解します。
参考図 OHラジカル解説
強酸性電解水の中にはこの「OHラジカル」自体は「溶存酸素」として僅かしか存在していないものの、前駆体であるイオンが多く存在し、ウイルスや細菌に付着している該当のイオンと触れ合うと「OHラジカル」が発生します。「OHラジカル」が水素を抜き取り膜を破壊すると、水の「H²O」へと変化し残らないので害がありません。また他の物質で「OHラジカル」へと変化しても、活性で短寿命なのも害が僅かである理由です。それが「フリーラジカル(自由なイオン)」と言われる由縁です。
大手家電メーカーが空気清浄機に搭載している「シャープ製プラズマクラスター®」「パナソニック製ナノイー®」なども、このフリーラジカル「OHラジカル」を利用した技術です。
水を電気分解しないと発生しないこの「OHラジカルの前駆体イオン」を、多く含んでいるのが強酸性電解水であると研究論文で発表されており、ウイルスや細菌に対して「次亜塩素酸」と「OHラジカル」がダブル効果を生み出す最高のバランスなのが、「pH値2.7以上」「酸化還元電位+1100mv以上」「塩素濃度20ppm以上」の強酸性電解水の規格だったのです。
参考
「強酸性電解水水溶液のヒドロキシラジカルの電子スピン共鳴法による解析 – 国立研究開発法人科学技術振興機構」より一部抜粋
2種のスピソトラップ剤〔5,5一ジメチルー1一ビロリソ1一オキシド(DMPO)およびN-[(1一オキシドー4一ピリジニオ)メチレン]+ブチルアミソN一オキシド〕のヒドロキシルラジカル付加体をそれぞれ観測することができ,強酸性電解生成水溶液からヒドロキシルラジカルが生成することを確認した.https://www.jstage.jst.go.jp/article/nikkashi1972/1997/7/1997_7_497/_article/-char/ja/
参考
「生体消毒薬の細胞毒性:in vitro,in vivoにおける強酸性電解水,ポビドンヨード製剤,グルコン酸クロルヘキシジン製剤,塩化ベンザルコニウム製剤の比較検討 – 国立研究開発法人科学技術振興機構」より一部抜粋
有効塩素量の殺菌効果に対するpHの影響は,pH2.7~3.5が最少有効塩素量で幅広い微生物に対して効果的であることを明確にした.
これらの報告から,AcEWは食塩の電解によって生成される低濃度高活性な次亜塩素酸を使用する新しい殺菌システムと捉えることができる.https://www.jstage.jst.go.jp/article/kansenshogakuzasshi1970/77/5/77_5_316/_article/-char/ja/
「溶存酸素」である「OHラジカル」は活性で短寿命のために水中に残り続けることはできませんが「OHラジカルの前駆体イオン」は水中に留まり続ける事が解っています。「微酸性」や「弱酸性」電解型の次亜塩素酸水にも「OHラジカルの前駆体イオン」が、含まれている事が考えられますが、強酸性電解水ほどの量が含まれていない事が考えらえます。なぜならばイオンの量が酸性のpH値によって表されているからです。
酸性pH値の高さは水素イオン濃度の濃さ = OHラジカル前駆体イオンの量に比例する
また電気分解をしていない「混合式」は「OHラジカルの前駆体イオン」が含まれていないことが推測出来ます。やはり家庭でも簡単に混ぜるだけで作れてしまう「混合式」と、多額の費用と研究で作られた「電解型」では全く違うものだったのです。
最高の次亜塩素酸水は、強酸性次亜塩素酸水
他の次亜塩素酸水と比べて「OHラジカル」+「次亜塩素酸」が最高の威力であり、そして「分解スピード」が早いことから安全性も高いと考えられております。※次亜塩素酸水の安全性とはを参照
強酸性電解水は30年以上前から存在し、医療分野で主に認められて使用されてきました。医療分野でも生成機器は、手指洗浄消毒の認可、内視鏡洗浄消毒の認可があり、医療機器として殺菌・消毒の認可を得た機器もある強酸性電解水は正当な商品であると評価されました。
参考
「強酸性電解水生成装置基準 – 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構」より一部抜粋
水道水に食塩を微量添加した原水を有隔膜式電解槽内で電気分解して、陽極側から得られる次亜塩素酸を主生成成分とする酸性の水溶液(強酸性電解水)を連続的に製造する装置をいう。製造された水は殺菌消毒能力を有し、手術者、介助者等に手洗い用として使用される。
https://www.std.pmda.go.jp/scripts/stdDB/kijyun/stdDB_kijyun_resr.cgi?Sig=1&kjn_betsunum=3;kjn_no_parm=711;kjn=ninsyou&ID=1300711
エースライフの強酸性水
エースライフが現在提供しているのが特殊機器2隔膜3室型で生成された電解型 強酸性水です。
塩分を含まないので不純物が少ない為に日持ちがするにも関わらず、使用すると分解が早く水に戻るのが特徴です。
上記表は500mlスプレーボトルでの新品未開封検査となります。この様に、ほとんどpHは変化せずに長期間の保存が可能です。このpH値が高水準なのは「OHラジカルの前駆体イオン」の量が変わっていないと考えられます。冷蔵保存であれば次亜塩素酸の量も高水準を保つことが出来ますので、冷蔵保存が推奨です。この機会に威力と安全性さらに電解型としては保存力を兼ね備えた、エースライフ製の「最高の次亜塩素酸水 強酸性水」を是非お試しください。
※注意事項
他社が販売している一般的な「電解型 次亜塩素酸水」は塩分などの不純物があるために
プラスチック容器に入れて販売しているものはすぐに塩素を失い殺菌威力が無い状態なってしまいます。
エースライフ製「強酸性水」と同じ「電解型 次亜塩素酸水」でも保存能力が劣りますので、ご注意ください。
参考
「容器入り次亜塩素酸水に注意!次亜塩素酸水は光で分解します – 日本機能水学会正会員」より一部抜粋
次亜塩素酸水(60ppm弱)を容器に入れて室内に置いた場合、有効塩素濃度は時間とともに低下していきますが、
そのスピードは容器の種類によって大きく異なります。
透明ペットボトルでは約1週間、乳白色プラスチックボトルでは約2週間で数ppmに低下します。http://www.fwf.or.jp/data_files/view/1763/mode:inline