【厚生労働省の定義を解説】「強酸性水」と「次亜塩素酸水」の正しい違いと安全性

【偽物に注意】公的データで証明!エースライフの強酸性水が選ばれる理由
この記事を読むための時間:5分
医療や食品の現場で欠かせない除菌水「次亜塩素酸水」。しかし、市場には「次亜塩素酸水」と称される様々な商品が溢れており、「どれが安全で、本当に効果があるのか」という混乱が生じています。
本記事では、厚生労働省の定義に基づき、「強酸性水(強酸性次亜塩素酸水)」と、一般的な次亜塩素酸水の正しい違いを解説します。安全性と威力を両立した”本物”の除菌水を選ぶための、決定的な知識をお伝えします。
大前提:厚生労働省が定める「次亜塩素酸水」の定義
まず大前提として、厚生労働省が食品添加物として定める「次亜塩素酸水」は、「電気分解」によって作られた水溶液のみを指します。
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定義: 塩酸または塩化ナトリウム水溶液を電気分解して得られた、次亜塩素酸(HClO)を主成分とする水溶液。(参考リンク:厚生労働省・次亜塩素酸水の食品添加物指定に関する資料)
【重要】 市販されている、次亜塩素酸ナトリウムと酸を混ぜてpHを調整した水溶液は、この公的な「次亜塩素酸水」の定義には含まれません。
ではなぜ次亜塩素酸ナトリウム由来の次亜塩素酸水は、厚生労働省の定義から外れているのか?理由は以下が考えられます。
1)水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)が残留している事が想定される
次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)とは、次亜塩素酸(HClO)と水酸化ナトリウム(NaOH)が結合した姿だからです。つまり次亜塩素酸ナトリウム由来の次亜塩素酸水は、酸性物を混ぜpHを調整しただけなので、水溶液内で次亜塩素酸(HClO)が発生していても分解した水酸化ナトリウム(NaOH)が残留している事が想定されます。
2)pHの調整だけでは次亜塩素酸ナトリウム全てを分解出来ない可能性がある
電気分解とは物質を専用の装置で電解する事によって、分解する事を指します。ご存じの方も多い例で示しますと、水を電気分解すると酸素と水素に分かれますが、専用の装置でもすべてを簡単には分解できないのです。現に食塩水を電気分解して作られた強酸性水は、長時間電解しても水溶液内の全てを電解できずに塩分が残留しております。なので電気分解よりも分解力に劣る製法である、酸性物を混ぜてpH調整した次亜塩素酸水は、次亜塩素酸ナトリウムを含んだ水である可能性が高いと言えると思います。
核心的な違い:製法(電気分解)の隔膜と安全性
定義を満たしている「電解水」の中でも、エースライフの強酸性水は、その製法に大きな特徴と優位性があります。この違いが、肌への優しさと残留物の有無を左右します。
| 製品タイプ | 主な製法 | 原料 | 隔膜 | 結果として残る可能性のある成分 |
| 強酸性水(強酸性電解水) | 有隔膜式電解 | 食塩水(塩化ナトリウム水) | 隔膜で分離(水酸化ナトリウムを混入させない) | ほぼ水(H₂O)と次亜塩素酸(HClO)のみ |
| 電解次亜水 | 無隔膜式電解 | 食塩水(塩化ナトリウム水) | 隔膜がない | 水(H₂O)と次亜塩素酸(HClO)、水酸化ナトリウム(NaOH)が結合した次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)が主成分となる |
| 混ぜるタイプ(定義外) | 混ぜる | 水 + 次亜塩素酸ナトリウム + 酸 | 必要ない | 水(H₂O)と未反応の次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)と分解した次亜塩素酸(HClO)、水酸化ナトリウム(NaOH) |
結論: 強酸性水は、有害な水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)の残留や混入を防ぐ製法だからこそ、純粋な水と次亜塩素酸(HClO)で手肌や食材に安心して使用できるのです。
決定的な差:公的データが示す除菌力の違い(NITEデータ)
純粋な次亜塩素酸水である「本物」の強酸性水は、安全性だけでなく、除菌力でも他を圧倒します。その証拠として、NITE(製品評価技術基盤機構)の新型コロナウイルスに対する有効性評価データをご紹介します。(参考リンク:新型コロナウイルスに対する代替消毒方法の有効性評価(最終報告))
NITEの報告書(結果表は20ページ)によると、
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✅ 強酸性電解水(35 ppm):5桁以上(99.999%以上)の不活化効果
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❌ 次亜塩素酸ナトリウム由来の製品(200 ppm):3桁以上(99.9%以上)の不活化効果
注目すべきは濃度です。 強酸性水は、わずか35 ppmという低濃度で、6倍近い濃度(200 ppm)の次亜塩素酸ナトリウム由来製品よりも高い除菌効果を発揮しています。
安全性の高さ(低い濃度)と効果の確実性(高い不活化)を両立しているのが、強酸性水です。
つまり次亜塩素酸ナトリウム由来の製品は、効果が低い事から次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)からほとんど変化していないので、威力が低いと推察する事が出来ます。
まとめと行動喚起
市場の混乱に惑わされることなく、国が定める定義と公的機関のデータに基づいた「本物の次亜塩素酸水」を選びましょう。
国会でも次亜塩素酸水は議題に出ており、類似品に対する注意喚起がなされておりました。
(参考リンク:次亜塩素酸水による手洗いをめぐる国会における質問主意書と答弁書に関連する見解)
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| 屋号 | 株式会社エースライフ |
|---|---|
| 住所 |
〒194-0032 東京都町田市本町田1383-3 |
| 営業時間 |
10:00~18:00 定休日:日曜日 |
| Web担当者名 | 山田健太郎(ヤマダケンタロウ) |
| info@ace-life.co.jp |
