靴の臭いは誰でもある！対策方法について

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夫や子どもの足や靴下をしっかり洗っているのに、靴から漂う臭いにおいに悩まされている方も多いのではないでしょうか。靴が臭くなる主な原因は、靴の中で繁殖した雑菌です。靴は、雑菌が繁殖するのに最適な温度と湿度が保たれるとされています。

旦那さんや子どもだけでなく、もしかするとあなたの靴も気が付かないうちに臭いにおいがついているかもしれません。靴のガンコなにおいは、身近なものや強酸性電解水（次亜塩素酸水）などで簡単に対策できます。この記事では、靴の臭いにおいについて、原因と手軽にできる対策方法をご紹介します。

靴の臭いの原因は雑菌の排泄物！

靴が臭くなるのは、靴の中で繁殖した雑菌が皮脂などを食べて出た排泄物が主な原因だといわれています。また、雑菌は靴だけでなく足や靴下にも潜んでいます。靴の臭いにおいは対応できたとしても、足や靴下が臭い場合は、足や靴下が雑菌の温床になっている可能性を考慮しなければなりません。

臭い原因になる雑菌が繁殖する条件？

臭いにおいの原因を生み出す雑菌は、以下の理由が揃うと繁殖力を増すとされています。

・湿度高い
・温度高い
・エサになりうるものがある

靴の場合は上記の3つの条件が揃いやすいため、足垢や汗・普段の汚れをエサにして靴の中で繁殖しやすいでしょう。お風呂で足をきれいに洗浄したり靴下をしっかり洗濯したりしたとしても、靴の中が雑菌の温床になっていれば台無しです。

靴の臭いを何とかしたい！おすすめ方法5つ

靴が臭い場合、他の臭いにおいとケタ違いです。女性の場合はチーズ、男性の場合は雑巾のにおいに例えられ、誰もが不快な思いをしかねません。靴のにおい対策をすることで、どうにもできなかった臭いにおいを改善できるかもしれません。

1）靴用消臭スプレー

靴用消臭スプレーによる対策は、定番だといえます。ドラッグストアやスーパーマーケットでも手に入りやすい靴用消臭スプレーには、様々な臭いにおいに効く成分が配合されているだけでなく、除菌や抗菌効果も期待できるでしょう。消臭スプレーで対策する際は、速乾性のある靴用がおすすめです。

ただし、靴用消臭スプレーは化学薬品が含まれている場合が多いため、気になる方には強くおすすめできません。また、持続性が低く、一時的な臭いにおい対策にはなり得ますが、持続的な消臭効果は望めません。あくまで応急措置としての利用が無難といえるでしょう。

2）洗う

靴を洗えば雑菌も流れてしまうので、徹底的に洗えば一番しっかりとした臭いにおい対策になります。中敷きと靴紐を外し、ブラシで隅から隅まで洗い、最後に陰干しして乾かしましょう。一番手軽な対策ではあるものの、定期的に洗わないと臭いにおいがぶり返してしまいますし、生乾きだと湿度と温度の関係から雑菌が繁殖しやすくなるでしょう。また、洗ってから乾くまでに時間を要するため、靴が少ない場合は、計画的に洗わなければならないのが悩みどころかもしれません。

3）10円玉

10円玉を靴の中に数枚入れると、臭いにおいの対策に繋がります。10円玉の素材は銅が95％です。銅から生じる銅イオンは消臭に効果があるとされており、靴の汗と銅が反応することで消臭・抗菌効果が発揮されます。帰宅後に10円玉を靴の中に入れて、1日放置すれば臭いにおいが消えるため、とても手軽な消臭対策かもしれません。

しかし、10円玉による消臭効果は10円玉周辺でしか発揮されないので、靴のサイズによっては10円玉5枚でも足りないという声も見られます。靴のサイズや構造によって使用する10円玉の数が変わるだけでなく、消臭後の10円玉は臭くなるため、使えなくなるのが難点です。

4）重曹

重曹は、「炭酸水素ナトリウム」「ベーキングソーダ」「重炭酸ソーダ」「重炭酸曹達」「重炭酸ナトリウム」「酸性炭酸塩ナトリウム」とも呼ばれ、掃除や料理に大活躍することから耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか。

重曹は弱アルカリ性のため、においの元である酸性に反応し、中和してくれることにより消臭効果が発揮されるようです。臭い靴を重曹で浸けて洗ったり、いらない靴下を活用して重曹シューキーパーを作って靴に入れたりすると効果的といわれています。

重曹を使うと布製の靴のにおいは大体取れるとされており、自然や環境にも優しいためおすすめといえます。重曹による消臭の数少ないデメリットとしては、革製品などの靴には使えない場合があることでしょう。また、重曹を水で溶いてスプレー化した場合、靴のにおいが強いと消臭効果が薄まる可能性があることを考慮しなければなりません。

5）強酸性電解水（次亜塩素酸水）

強酸性電解水は、次亜塩素酸水とも呼ばれており、塩水が原料です。医療機器の洗浄にも使われることから、素早くかなり高い除菌効果を発揮してくれます。強酸性電解水は、においも少なく低刺激であり、使用後は水に戻るため残留性もなく靴や肌へ直接噴射しても安心です。消臭力もかなり強力で「ビックリするぐらい」と評価されることもあります。

一見、万能に思える強酸性電解水ですが、当社で販売している強酸性電解水の場合、保存料を使用していないため使用期限が短いのが難点かもしれません。ご注文を受けてからの生成日から、常温での保存期間が1か月、冷蔵での保存期間は3か月であるため、消費期間内に全て使い切る必要があります。

まとめ

靴が臭いのは、足や靴下だけでなく、靴そのものが大きな原因といえます。臭い靴のにおいをどうにかしない限り、完全な靴のにおい対策はできないといっても良いでしょう。身近な素材はもちろん、最近注目を浴びつつある強酸性電解水（次亜塩素酸水）でも消臭対策ができるため、あなたのお困り度合いに応じた靴の消臭に挑戦してみましょう。